チラシデザインの配色について【コンサートのチラシの作り方】#8

今回は「配色」について。

コンサートのチラシに使う色で悩んだことはないでしょうか?

サンプルやコツ、組み合わせが書かれた本など紹介したいと思います。

例えばベートーベンの運命をするコンサートならチラシの色は、

  • 重い黒?
  • 肖像画は茶色が多い?
  • 4楽章は華やかな黄色?

と色んな色が思い浮かんで悩んでしまいますよね。

順を追っていけば絞り込めますし、最後に紹介する本などを使うとパパっと決めちゃうこともできます!

メインの色をまず決める

テーマカラーキーカラーという言い方をしますが、まずはこれを決めます。

これに関しては、指揮者や楽団の代表の人と相談したり、私も依頼のお仕事の場合にはご依頼者様に「テーマカラーやイメージする色はございますか?」と聞くようにしています。

このスタート地点が違うとぜんぜん違う方向に進んでしまいます。

  • 運命はやっぱり最初の重々しい雰囲気で黒でいこう!
  • アルゼンチンタンゴだから情熱的な赤がいい!
  • 子供向けのコンサートだからカラフルで明るい色!(←これはこれであり)

写真の中の色を使う

テーマカラーが例えば黒となった場合に、メインに使うプロフィール写真の衣装がカラフルだったら『おいっ!』って心のなかでツッコんでいます(笑)

そういう場合は、他の写真をもらうかこちらで紹介したように白黒にしちゃうかデュオトーンにするなどがあります。

逆にインパクトのある写真を使うことが前提なら、その中の色を使ってデザインすると写真も含めて統一感がでて◎です。

もちろんテーマに合った色を選ばないといけませんが。

写真の色を使う

虹色は使わない

音楽だと、

「音色=色=カラフル!」

となりがちなんですが、ダサくなる確率が高いので使わない方がベターです。

テーマだから使いたい!というときには、小さく部分的にアクセントに使ったり、虹色が前面に出ないように注意して使うことをお勧めします。

虹色は使わない

用意されてるカラーパレットはそのまま使わない

カラーパレットがあると、クリックすればパッと色をつけれるので便利なのですが、そのままでは使わないでください。

上で書いた虹色に近づいたり、ごちゃごちゃした統一感のない配色になってしまいます。

カラーパレット

色にはトーンというグループがあって、例えば淡いパステルカラーのグループとか暗い渋い色合いのグループとか。

その同じグループ内から選ぶようにすると世界観が統一されて、チラシがいっぱい並んでても、

『子供向けのコンサートです!』

『古典いっぱいやります!』

ってアピールすることができます。

同じトーンのグループ

基本的に文字に色をつけない

全てがNGという訳ではないのですが、注意が必要です。

やるならやはり同じトーンのグループ内から選ぶのがいいです。

文字に色をつけるシーンとしては、

  • 目立たせるために色をつけるのではなく、区別しやすいようにつける。
  • 読みやすいようにつける。
  • 金色の画像を文字でマスクして使う。
  • どこかの色とリンクさせる。
  • 一文字だけ色を変えてアクセントにする。

くらいでしょうか。

無計画ですると↑の虹色のようになってしまいます。

金文字

本を買う

たえこさん
たえこさん

同じトーンのグループから選ぶって言っても…

って感じだと思います。

私も最初は浅い知識で自力で頑張っていましたが、探し出してトライ&エラーを繰り返して凄い時間を使ったことがあって、『もう本に頼ろう…』ってなりました。

今ではもっと早く買っておけばよかったと思うくらい必需品です。

悪いことは言いません。
チラシを作る可能性がある人は、一冊でいいので持っててください!

かなりの時間節約に繋がります。

少しだけ、私が使ってるおすすめの本を紹介します。

キーカラーで探せる配色見本ハンドブック

こちらは最初に買った本でホントにお世話になりました。

メインの色ごとにページが分かれていて、色の組み合わせもたくさん載っているし、その組み合わせを使ったサンプルのデザインも載っているのでイメージしやすく使いやすい本です。

「ナチュラル/落ち着き/上品」って感じでキーワードも載っているので、コンサートの趣旨と合うキーワードから選ぶこともできます!

ただ↑はもう絶版になったそうで、新装版が↓です。

女性をひきつける配色パターン

↑こちらは「女性を」と書いている通り、女性が好きそうな可愛い色や穏やかな色が多い印象ですが、【レトロ】【シック】【北欧】【和風】などテーマごとに各ベージが書かれているので、女性限定ではなく幅広く使えます。

著者はマスキングテームのmtでもデザインをされているそうで、『なるほど』と納得できる最近のオシャレな配色がたくさん載っています。

見てわかる、迷わず決まる配色アイデア 3色だけでセンスのいい色

最近デザイン界隈で流行っている?こちらの本。

私はYouTuberの瀬戸弘司さんの動画で知ったのですが、テーマごとにタイトルの通り3色の組み合わせが紹介されています。

3色だけですが例えば、赤多めはサンプルこれ、青多めはサンプルこれ…みたいな感じで、配色の割合とサンプルが載っているのが凄くイメージしやすくて助かります。

言葉では分かりにくいかもなので、Amazonのページにサンプルページが載ってますのでぜひ見てみてください!

3色だけなのでごちゃつくことなくスッキリ、そして上手く使えればセンスのいいデザインになります。

それに『3色じゃ足りなそう』って思うかもしれませんが、黒と白の文字や背景を入れたら実質5色になります。

さいごに

チラシの印象を決める大きな要因のひとつが配色にあると思います。

配色だけでも、音楽のジャンル・時代・国・明暗など表現できることは沢山あります。

ただ単に「カラフルに〜」ではなく、色をつける理由から考えて目的をもって色をつけていくと、きっといいデザインになります!

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