指に水ぶくれができた時の対処法【コントラバスの練習】

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7月に入り吹奏楽部のレッスンが増えコンクールシーズンの到来を感じる今日このごろ。

コントラバスのピチカートをたくさん練習していたら、

水ぶくれができてしまった!
血豆ができてしまった!

という経験は無いでしょうか?

コンクールも近いし…でもこれ以上やると破れそうやし…

という場合の、私なりの対処法をご紹介したいと思います。

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水ぶくれができる時

ピチカートを急にたくさんすると水ぶくれができてしまいます。
(血豆の場合もあるかもしれませんが、私は血が混じったことがないので水ぶくれと書きます。)

本当は毎日ピチカートをある程度やっておいて指の皮を徐々に固くしておくのがいいのですが、配られた楽譜がピチカートばっかでしかもその日に何時間も合奏があって…ということがあったり、ピチカートの部分をしつこく追求されたり…。

私の場合は、タンゴはアルコとピチカートが半々ぐらいで使うのですが、合わせでたまたまピチカートだけの曲(ミロンガやピアソラやダリエンソなど)が続いたりするとできてしまうことがたまにあります。

しかも激しかったりのりがよかったりで演奏中はつい手加減なしでやってしまうので、気づいたらできちゃってたって場合がほとんどです。

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救世主

気をつけていても水ぶくれはできてしまうことがあります。

そんな時の救世主、テーピング用のテープを買いましょう!

百均で買えます。

テーピングとは、怪我の予防等のために関節や筋肉に貼る肌色とか白色のテープです。

私がダイソーで購入したのはこんなのです↓

テーピングの画像

テーピング

これはちょっと伸びるタイプです。

絆創膏とか包帯とかのコーナーにあると思います。

これが良かった点は、何かしらテープを巻いてピチカートを練習すると表面が伸びたりして粘着質が弦についてベトベトになりやすいんですが、このテープは全然ベトベトにならないんです!

これを巻いて弦を触れるとツルツル滑べる感じがして逆にちょっと演奏はしにくいんですが、摩擦が少ないから粘着質が露出するまでいかないんやと思います。

演奏しにくいとはいえ、すぐ慣れます!

準備

これ切るのにハサミが絶対必用なのですが、常にハサミが身近にあるわけではないので、このように予め切っちゃいました。

カットしたテーピング

裏の台紙が方眼になってて分かりやすいのですが、2.5cm幅のテープ15cmの長さに全部切りました。

15cmあれば十分です。

これをジップロックに入れて楽器ケースやペンケース、楽譜ファイルに忍ばせておきます。
合奏中に取り出せる身近な物に入れておくのがいいです!

巻き方

指先から指の付け根に向かって巻いていきます。

そうするとテープのフチが弦に引っかからないです。

巻いた指

15cmに切ったのを中指に巻くとこんな感じ。

これは水ぶくれができたあとの保護はもちろん、できそうになる前に予防としてやるのもいいです!

水ぶくれができたら

水ぶくれができてしまったら、私はですが、水を抜きます。

具体的には、針でプチっといきます。

水を抜く理由

水を抜かない派もいると思いますが、私が水を抜く理由は、早く新しい皮を乾燥させて使える状態にしたいからです。

水ぶくれを守りながら練習してても、その水ぶくれが破れずに治ったことがないですし、そうなると守ってた日数が無駄になるんですよね。

その日数で乾燥させて使えるようにできたやん…って。

なので、できてしまったものはしょうがないと思って、できたその日に私は水を抜いちゃいます。

水の抜き方

抜き方は、細い針(私は無印の針が細い画鋲を使用)の先をライターで炙って消毒し、ちょっと刺して中の水を抜きます。

今はどのご家庭にも消毒用アルコールがあると思うので、消毒はそれでもいいと思います。

指す位置は、ピチカートをするときに弦が当たる反対側を、垂直ではなく横向きに刺します(←垂直だと行き過ぎたら指本体を刺しちゃいます)。

反対側を刺すことで、次の日も練習ってときに、刺したところがきっかけでめくれてしまうということを防げます。

そして翌日くらいにブヨブヨの皮を爪切りなどで切っちゃいます(消毒してね)。

「痛っ!」て思うかもしれませんが、ブヨブヨに伸びた皮は切っても痛くないです。

それに水を抜いてちょっと時間をおくことで、空気に触れ、新しい皮膚がヒリヒリする痛みもマシになります。

皮はできるだけ切れるところまで綺麗に切っておく方がいいです。

針や爪切りや切ったところの消毒は絶対してください。
そしてあくまで自己責任でお願いしますm(_ _)m

水ぶくれを潰すか潰さないかはホントに人によりますので。

水ぶくれを作らないために

最初に書いたように毎日コツコツピチカートをするようにして、常に指の皮が硬い状態をキープしておくのが一番です。

指を使わないでいると、だんだん柔らかく戻っていってしまいます。

なので楽器を持ったら音出ししてピチカートだけの曲(ポップスでもジャズでも教本のピチカートの練習でも◎)を10分やるとか3回やるとかを習慣にしておくといいです。

でもどうせするなら、ちょっと難しかったり自分にとっての課題がある曲がいいと思います。

シマンドルの教則本(↓これ)を持っている場合は、79ページがピチカートのページです。

音域も高いソまで使うし、ピチカートとアルコの持ち替えも多用するので、中高生にはオススメの練習です。

なので、この79ページまで到達せずに教本を見るのをやめてしまう子も多いと思いますが、すっ飛ばしてこのページは早めにやった方がいいです。

大人の方は、ラバス(Rabbath)の「古いスペインの歌(Ode d’Espagne)」が難しくてオススメです!

無伴奏なのでちょっとなんかしないといけないってときに、丁度いいレパートリーになります。

しかも弾けるとカッコいい!

最後に

水ぶくれはできやすい人・できにくい人がいるし、治りが早い人もいれば遅い人もいるので、自分にあった対処法を見つけていただければと思います。

でも一番いいのは、テーピングに頼らず、毎日コツコツ練習して指を丈夫にしておくことです!

(と書きながら自分にも言い聞かせています。)

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