文字周りの細かな「こうした方がいいよー」というのを書いておきます。
年をちゃんと書く
最近痛感した演奏家さんも多いかもしれませんが、助成金等の申請の際には資料にもなりますので、いつ開催したか明確にわかるように年もかいておきましょう。
また、FacebookやTwitterなどで見たときに、過去の投稿なのか今なのか年が書いてないと分からないですしね。
ドットの後は半角空ける
作曲者を書くときに、
W.A.Mozart
と書きたい場合、正しい文字組としては、
W. A. Mozart
となります。
日本人からしたらどっちでもいいような気もしますが、外国の方からしたら違和感があるように見えてるかもしれません。
文字にフチをつけない
これは私の好みもあるのですが、タイトルなどの文字にフチをつけて目立たせたくなるかもしれませんが、相当上手くやらないとダサくなります。
なので私は基本的に使いません。
目立たせたかったり背景と文字との色が似ていて読みにくい場合は、影をつけるか、半透明の四角などを下に敷いて可読性を上げます。
もしフチ文字をするとしたら、子供向けのコンサートでゴシック体につけるならむしろ使うと可愛くなって◎です。
文字を縦長や横長にしない
縦横の比率は変えない!
細長くなった文字、ダサくないですか?
特にタイトルとかには使わない方がいいです。
ただチラシだとどうしてもはみ出してしまうときは、ほんのり95%くらい細らせたりしますが。
細い文字の成功例としてパッと思い浮かぶのは、アニメ「エヴァンゲリオン」の各回のタイトルですね。
・の使い方
重要度が同じ物を並べる時は「、」ではなく「・」を使います。
たまねぎ、人参、じゃがいも
↓
たまねぎ・人参・じゃがいも
また、曲目などリストの行頭に「・」を使うと下記のようにややこしくなるので「♪」や「●」「◆」などにするといいと思います。
・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
・アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
↓
♪ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
♪アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
UDフォント
フォント名の頭にUDと付いているのは「ユニバーサル・デザイン」の略になっています。
UDとは、小さくや遠くからでも読みやすい作りになっているので、ご年配のかた向けのコンサートの場合にはいいと思います。
具体的な違いは、濁点が離れていたり、Cの切れ目が離れていたり、空間や切れ目をゆったりとっています。