インスタやTwitterをご覧の方はもうご存知かと思いますが、3Dプリンターを購入し楽しんでおります。
購入したのはEnder 3 という初心者向けの安い機種です。
すでに色々作っていますが、失敗することなくちゃんとできています!
3Dプリンターとは
(↑組み立て直後)
0.4mmの細いノズルからフィラメント(元になる素材)を溶かして出し、台の上に積み重ねて造形していきます。
台は約50℃、ノズルは約200℃に温めてフィラメントを溶かしながら造形します。
フィラメントは色んな種類があり、ゴムみたいに柔らかい物もあります。
今はPLA+というトウモロコシからできているらしいフィラメントを使っています。
ポピュラーで安全性の高い物です。
購入した3Dプリンター Creality Ender 3
Ender3シリーズは他にも、3 proや、3 S1など色んな種類が出ていますが、その中でも1番安い物になります。
もし購入される場合は出荷元・販売元を要確認ください。
出荷元:Amazon
販売元:Creality 3D正品授权店
で購入しました(他の購入者の動画やブログを参考に)。
おそらく正規の代理店です。
無駄に高かったり評価が少なかったりで怪しいところは避けましょう。
造形できるサイズは、220x220x250mmです。
あとフィラメント↓も必要になります。
これを熱で溶かしてノズルから出し、下から一層ずつ積み重ねて造形していきます。
Ender3を買ったら、データを読み込ませるmicroSDカードやサンプル用のフィラメントが付属しているのでとりあえずは稼働できます。
が、サンプルのフィラメントは少ないので同時に黒か白のフィラメントを買っておくといいです。
色んな会社のフィラメントがありますが、3Dプリンターと同じCreality社のフィラメントなら間違いないかと思います。
それにAmazonで本体と同時購入なら○%オフとかもありました。
Ender3にした理由
YouTubeでレビューや比較をしている動画を色々見て決めたのですが、よく比較対象として上がっていたのがこのEnder3でした。
で、結果綺麗に仕上がっているのでこれでいいやんと。
あと、これで物足りなかったら上位機種を買えばいいし、しばらくして飽きるようなら高いの買わなくてよかったとなるので。
メリット
まだ購入して日の浅い状態での感想ですが、
- 安い
- 組み立てながら仕組みを学べる
- 部品の交換ができる
- 印刷はちゃんときれいにできる
デメリット
組み立てが必要
自分で組み立てないといけないのが安い理由の一つだと思います。
組み立ては1時間半ほどかかりました。
説明書は家で印刷したようなちゃちい印刷だし小さいしで分かりにくいので、YouTubeの組み立て動画を参考にしました。
組み立てとか好きな人はいいですが、苦手な人は組み立て不要の機種を選ぶといいと思います。
組み立てた後も不具合の調整が必要
2ヶ所気になるところがあったのですが、検索してもいまいち答えに辿り着けずで、似たような記事を参考に自分で調整してなんとか使えるようになりました。
また別の記事で紹介したいと思いますが、これの解決に3時間くらいかかりました…
自動レベリング機能がない
自動レベリング機能とは、フィラメントが出るノズルと造形していく台との距離を紙一枚分に設定しないといけないのですが(これが造形の質に影響する大切な作業)、 Ender3は自分で紙を挟んで動かしながら、ちょっとつっかかりがあるくらいの高さに四隅を調整していかないといけないのです。
自動レベリング機能があるとボタン一つで調整してくれます。
これは印刷する前の一手間なんですが、毎回そんなに狂わなくて慣れたら1分ほどでできるので、自動レベリングはちょっとあるといいかなくらいの機能です。
ちなみに、あとから追加するための部品も売っているので、どうしても欲しくなった場合はあと付け可能です。
対応フィラメントが少ない
対応してるのは、PLA/ABS/TPU/Woodの4種類です。
が、どれも主要なものなので充分といえば充分。
最近はシリコンやゴムのような弾力のあるフィラメントもあるので、そういう質のものを作りたくなった場合はそれに対応した3Dプリンターを買わないといけません。
ちなみに私は PLA Plus というPLAの上位版みたいなものを使っています。
なんか良さそうだったので…
Wi-Fi接続がない
Wi-Fi接続ができるものはカメラがついていて、造形具合を別の場所にいながらスマホなどで確認できるんです!
印刷は数時間かかるのがざらなのでその場から離れることが多いのですが、途中で失敗しちゃっていても止まらないので、時間とフィラメントを無駄にしてしまいます。
なのでたまに様子を見に行くようにしているのですが、そのチェックがカメラがあると便利なんです。
楽しみ方
自分で3Dデータを作って印刷するのはもちろん、共有サイトからデータをダウンロードして印刷するという方法もあります。
単純な四角や丸の立体ならデザインできますが、プラモデルなど細かな立体は素人がデータを作るのはなかなか難しいです。
そういうのを共有サイトで探してみたり、みんなどんなのを作ってるんかなーとみてみたり、自分でデザインできなくても楽しめるんです!
私はスターウォーズ のグッズをいくつかダウンロードして作りました。
よく利用するサイトは Thingiverse です。
必要なもの
パソコン
まずパソコンは絶対必要になります。
ソフト
いくつか必要になるのですが、すべて無料のフリーソフトでそろえることもできます。
・3D CADのソフト
3Dの立体物のデータを作るソフト
私はFreeCADというフリーソフトを使用しています。
・スライサーのソフト
3Dデータを印刷用のデータに変えます。
造形スピードや見えない部分の密度なども設定します。
ここで作ったデータmicroSDカードで3Dプリンターに移します。
私はUltimaker Cura というフリーソフトを使用しています。
・その他
さらに、イラストから押し出して立体にしただけのもの(印鑑やネームプレート、薄いアート作品など)をするには、JPGやPNG画像をsvg形式に変換するソフトが必要です。
私はInkscape をいうフリーソフトを使用しています。
フィラメント
安全性が高くよく使われるフィラメントはPLAというもの。
大体1つ2,000円前後で1kgの量になります。
作りたい色のフィラメントが必要になるので、私はとりあえず黒と白を買いました。
作成したもの
ちょっとだけ紹介します。
↑iPhoneケース
これは共有サイトからデータをダウンロードして作りました。
使っていたケースの角が割れていたので真っ先に作りました。
もうスマホケースはこれで充分!
↑こちらはスター・ウォーズのストームトルーパーの小物入れ。
こちらもデータはダウンロードしました。
飴くらい入るかなと思ったら意外と小さかったのでつまようじ入れに。
自分で3Dデータから作ったのもあるのですが、それはまた別の記事で紹介したいと思います。
あとがき
YouTube やブログなどですでに色んな方が情報を発信しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
作成したものや手順などまたブログにしたいと思います!