コントラバス初心者におすすめの松脂(まつやに)

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コントラバス初心者にオススメの松脂を紹介したいと思います。

コントラバスの松脂には、硬め(ハード系・粉っぽくなる)と柔らかめ(ソフト系・ねっとり)があり、季節によって使い分けます。

また、硬めと柔らかめの中間くらいのを買えば年中使えます。

初心者にはこの中間くらいのがオススメとなります。

私の主観になりますが、オススメを含めいくつか紹介していきたいと思います。

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柔らかめ(ねっとり系)

柔らかめはキャラメルみたいにねっとりしていて、夏は常温で置いてるとグニャグニャになって使いにくいので冷蔵庫で保管する人が多いです。

つまり夏場は中間や硬めを使います。

その使い分けが必要になるのですが、冬場にはこのねっとり加減がいい感じになり、しっかり弦に引っかかってくれるので、お金に余裕がある場合はひとつ持っておくといいです。

POPS

こちらは現在品薄状態で入手困難になっています。

2千円前後の物なのでそれ以上だと要注意。

KOLSTEIN – Soft /コルスタイン ソフト

コルスタインはハード、ソフト、オールウェザー(中間)の3種類ありますのでお間違いの内容にご購入ください。

柔らかめとしておすすめなのがソフトになります。

金色の外箱の蓋に、ハードはH、ソフトはS、オールウェザーはAWの文字が刻まれています。

私も持っていて、冬場にポップスがいまいちの時にこっちを使ってみたり、春・秋ごろは薄く塗ったあとに中間のニーマンを塗ったりしています。

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中間

Carlsson / カールソン

カールソンはど定番の松脂かもしれません。

それくらい中高の吹奏楽部にレッスンにいくと目にします。

実際、年中使える中間くらいの柔らかさなのでおすすめです。

ただ、天然の物なので柔らかさに個体差があったり、冬場には表面が乾燥してきて硬くなってきたりする場合があります。

そういう場合には、ソフト系のを持っていると安心です。

NYMAN / ニーマン

 こちらは中身はカールソンと同じという噂です。

出荷する国によって名前が違うとか…

実際使用感は同じ感じです。

なのでカールソンは売り切れやけどニーマンはある!とか、ニーマンの方が安いとかでしたら、全然ニーマンで問題ありません。

私は昔からニーマンのほうが使い心地がいい気がしているので、ニーマンを夏場は愛用しています。

KOLSTEIN – AW/コルスタイン オールウェザー

柔らか系でも紹介したコルスタインのオールウェザーになります。

金色の外箱の蓋には「AW」 と表記されています。

硬め

KOLSTEIN Hard/コルスタイン ハード

ハードは、弾いてると弦に白い粉がつきやすい感じです。

冬場は引っかかりが悪いので使わず、夏場の中間系を使っていてもベトベトしすぎて使いにくくて…という場合にはハード系を試してみるといいと思います。

アレルギーがあるかたには


過去に二人ほどであったことがありますが、松脂で痒くなったりする場合があります。

そういう方向けの松脂もありますので、思い当たる症状があるかたにはいいかもしれません。

使用上の注意点

使用後はすぐに蓋をする

意外とおろそかにしがちですが、塗り終わったらすぐに蓋をしましょう。

理由は、表面の水分が蒸発して乾燥してしまい、粉っぽく引っ掛かりが悪い松脂になってしまいます。

もしそうなったら、カッターで削ったり、湯煎で溶かす方法もあります。

カッターが手っ取り早いです。

松脂は丸い形をしていて、その縁を毛に当てて塗るのですが、同じ場所ばかり使い続けてるとだんだん溝ができてきます。

そうすると残った部分が結局使われずに残ってしまうので、同じ場所を使い続けず均等に使って、山ができるように使っていきましょう。

ただ、表面が乾燥してきて、しっとりしているところばっかり使った結果溝になることもよくあります。

クッションをいれる

松脂は床に落として割ってしまうことが多々あります。とくに学生。

小さい破片は使い物にならないので捨てることになり、もったいないことになりますので、落とさないことが望ましいのですが、もしケースごと落としてしまった場合には被害を抑えるためにクッションを入れておくといいです。

ニーマンははじめからスポンジが入っているので、私はスポンジをケースの底に入れたままで、松脂を下向きにしてしまっています。

べっとりと引っ付くようなことはありません。

もし無ければ、台所用のスポンジでもいいので切って入れておくと長持ちにつながります。

※ティッシュや紙はひっつきそうなので✕

松脂の塗り方

過去にこちらの記事「コントラバスの松脂について」で書きましたので、よろしければご覧ください。

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