文字のコントラストと4つのサイズ【コンサートのチラシの作り方】#02

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演奏会やコンサート・ライブのチラシの作り方シリーズ、第2回目は文字まわりについてです。

文字のコントラストと4つのサイズを使って、メリハリがあり、パッと重要な情報が目に飛び込んでくるデザインに仕上げましょう。

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コントラスト

大きさ・太さ

[  開場 18:00  ]

上の文字、何か違和感を感じませんか?

「開場」を16px、「18:00」を18pxで打っています。

サイズを大きくするということは目立たせたいということだと思いますが、少しだけの違いだと中途半端になりパット見では変化を認識せず違和感程度に終わってしまいます。

大きさの差をつけるときはハッキリ差を感じるくらい違いをつけましょう。

[  開場 18:00  ]

この差(対比)のことをコントラストといいます。

太さを変えることでもコントラストを出せます。

写真画像の修正の時にコントラストの項目があるので何となくご存知の方も多いかもしれませんが、文字にも使います。

コントラストが大きい=メリハリがあり動きがある。元気。活発。重要度がわかる。
コントラストが小さい=差がなく穏やか。読むことに集中できる。動きがない。

コンサートのチラシはA4サイズに情報をたくさん詰め込まないといけないので、ごちゃごちゃになりがちです。

文字サイズのコントラストをつけて重要かどうかはっきり読み手に伝わるようにすると、スムーズに情報が伝わりいいデザインになります。

コントラスト

フォント

コントラストは大きさや太さだけではなく、フォント(書体)でも出せます。

↑のサンプル画像では、タイトルは太いゴシック体に対して、サブタイトルは細い明朝体を使ってみました。

タイトルは大声で呼びかけてるのに対して、サブタイトルはちょっと落ち着いて真面目なことを言ってるみたいな、そんな感じしませんか?

これだけでもコントラストが生まれました。

フォントは色んな個性があり奥深いので、また改めて取り上げたいと思います。

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文字サイズは4つまで

色んなサイズの文字を使うとごちゃごちゃな印象になり、重要度もよく分からなくなってしまいます。

私は「特大・大・中・小」の4つくらいに分けて使っています。

また、サイズは3の倍数で使うことが多いです。
覚えやすいし適度に離れているので◎

特大

タイトル、日にち

参考サイズ:36pt(写真やスペースにより大きく変わります)

会場名、料金、など目立たせたい項目

参考サイズ:12pt

チケット購入先、プロフィール、目立たせる必要のない読ませる文

参考サイズ:9pt

主催者、後援、注意書きなど

参考サイズ:6pt〜7pt

4サイズ

注意点

  • 同じサイズにしていてもフォントが違えば微妙に大きさも変わりますし、微調整をしていたら4つに収まらないこともありますが、「シンプルに欲張らないように」を心がけて作ると読みやすいチラシになります。
  • ターゲットがご年配の客層の場合はあまり小さい文字は使わない方が親切です。
  • 現代音楽などごちゃごちゃした雰囲気をチラシにも出したいのであれば、色んなサイズの文字をごちゃごちゃにわざと配置するというのも一つの手法だと思います。

まとめ

  • 文字の大きさ・太さ・フォントでコントラストを出す。
  • サイズは4つくらいにする。

結構シンプルなことですが、できてるのとできていないのとでは全然違うと思います!

「主催は大きく表示して欲しい」など注文が入った場合は、5つめのサイズをつくったり太くしたりして、臨機応変に対応しましょう。
4つまでのサイズにこだわりすぎたり、バランスがくずれるから…と渋ると、なかなか終わりません。
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