新しいブログのシリーズ【コンサートのチラシの作り方】をはじめたいと思います!
やった〜!ちょうどママさんブラスの次のコンサートのチラシを頼まれてたのよねー。ホント迷・・・
あー!!
ということで、第1回目は「まとめて揃える」ということについて書いていきます。
序文
私のデザイン
私は演奏活動をしながらチラシなどデザインもしています。
私が作ったチラシのサンプルはこちらのページに載せてありますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。
作成環境
私はパソコンはMac、ソフトはIllustratorとPhotoshopを使っていますが、おそらくWindowsをお持ちの方が多いと思いますし、Illustratorなどは今は月額制のサブスクリプションなのでなかなか持っている方は少ないと思います。
なので、ソフトの使い方などは説明せず、
- こうするといい感じになるよ
- こうするとダサくなるよ
という感じで、いいデザインになるポイント・考え方を中心に説明していきたいと思います。
ちなみに印刷通販のプリントパックでは、ExcelやWord、フリーソフトで作ったデータでも入稿できるみたいです。
プリントパックの対応アプリケーション
まとめる
コンサートのチラシということなので、載せる情報としては下記の項目が主になると思います。
- タイトル
- サブタイトル
- 日にち
- 開場・開演時間
- 会場
- 地図
- 予定プログラム
- 出演者
- 出演者プロフィール
- 料金
- チケット購入先
- お問合わせ先
- 主催者
- 後援
- 注意書き
これらをチラシいち面に散らばらせるとまとまりがなくて
「何時からだっけ?えーーーーっと…」
というようにお客さんがなかなか見つけれなくてストレスになるので、似た情報・似た重要度をグループにまとめましょう。
※表面だけのデザインの場合で話をすすめます。
3つのグループに分ける
Aグループ
- タイトル
- サブタイトル
Bグループ
- 日にち
- 開場・開演時間
- 会場
- 地図(形はサイズによっては隅っこに)
- 料金
- チケット購入先
- 出演者
Cグループ
- 出演者プロフィール(人数によってはカット)
- お問合せ先
- 主催
- 後援
- 注意書き(年齢制限・コロナの対策など)
グループは増えてもok
広告枠があったり、ゲストの演奏家さんがいたりといったことがありますので、場合によってはグループを増やしても構いません。
大事なのは似た情報・似た重要度をまとめるということです。
揃える
↑でグループにまとめたものをそれぞれ箇条書きにするのですが、WordやExcelに
- 左揃え
- 中央揃え
- 右揃え
というのがあると思います。
これらは色々使わずに、左揃えで作るととてもシンプルでまとまりがあり、読みさすくなります。
視線の動き
なぜ左揃えがいいかというと、このブログのように横書きの場合は左から右に読み進めます。
そして右端まできたら左端まで視線がジャンプするわけですが、その時に左端がどの行も揃っているとパッとジャンプしやすいです。
ためしに、
こんな文章だと
なんか読みにくくないでしょうか?
「、」や「。」「?」が右端にくることでガタガタにもなります。
それに、こんな感じで一部分だけ右揃えが出てくると、まとまりがなくて散らかってるようにも見えます。
英語も左から右に読みますし、日本人や英語圏の人もヨーロッパの人も本能的に「Z」の形で紙面を見る癖がついているので、左揃えにすると自然にスラスラ読めます。
ちなみにアラビア文字など右から左に読む言語もあります。
中央揃えはおすすめしない
中央揃えは避けるのが無難です。
部分的に、
- タイトルとサブタイトルを一番上に中央揃えで
- 曲目だけ中央揃えで
は、たまに私も使いますが、中央揃えが活きる場面というのは、
- 高級レストランのコースのお品書き
- ワインのラベル
など、余白をたっぷり使ってセンターに小さい文字で…みたいなのがベストな使い所で、それ以外はちょっと難しいので、コンサートのチラシには使わないのが無難です。
まとめ
今日のまとめは、
- 載せる情報は3つくらいのグループにまとめる
- 左揃えがベスト
です。
これを踏まえて色んなチラシを見てみてください。
『デザイン良いな〜』
って思うチラシは、情報にまとまりがあって左揃えが多いと思います。