3Dプリンターで作ったもの第2段。
今回はオリジナル作品です!
これ何かわかりますか?
タイトル通り、持ち運び用の譜面台の部品なんですが、正解は、高さを調節する時に締める部分の内側です。
譜面台の部品
これ↓
高さを固定する時にネジを回して、このプラスチックの部品(赤丸)越しに圧をかけて固定してるのですが、譜面台をしまう時などに棒を抜いた(バラした)状態でネジを締め続けると、この部品を押し続けて割ってしまうことになります。
そしてそのまま使用すると、金属のネジ(青矢印)で直接棒を押さえ込むことになり、このように塗装が剥がれて傷だらけになってしまいます。
そこで、割れた部品を取り出して似たような形をCADソフト(3Dデータを作るソフト)で自作しました。
少しシンプルにし、サイズもピッタリより余裕を持たせたので、もしかしたら分解時に落ちるかもしれませんが、一応一発で上手く作ることができました!
詳細
インフィル 100%
これは中身が100%詰まった状態。
造形物によっては中身は詰まってなくてもいい場合があります。
前回作ったスマホのケースも、分厚い部分は20%で作っていました。
必要でなければ詰めないほうがフィラメント(素材)と造形時間の節約になるので、用途を考えて設定します。
今回はネジで圧力がかかるので、100%詰めることにしました。
サポートはあり
サポートとは下の画像の水色の部分。
下から層を積み上げて印刷していくわけですが、出っ張ってるところはサポート材がないと印刷時に落ちて崩れてしまいます。
なので、出っ張ってるところには足場も一緒に印刷していかないといけません。
そして印刷後は外して捨てることになります。
これはボタン一つで必要な箇所に自動でつけてくれます。
※斜めになってたり、橋みたいになってる場合などサポートが無くてもいける場合もあります。
時間と費用
画像にも出てますが、造形(印刷)に8分、フィラメント(素材)は1gの19cm使って1.45円でした。
めっちゃ安い!w
これを考えると、百均のちょっとしたプラスチックのものって10円しないくらいかもしれませんね。
あとがき
買い換えようかと思っていたので、こんなことで直ってよかったです。
塗装が剥がれた傷も治したいところ。
結構需要あると思うのですが、どうなんでしょう。
身近で欲しい方がいらっしゃいましたら作りますよ!
持ち運び用の譜面台は、ばらした時にネジはあまり絞めないようにしましょう!
ちなみに私が購入した3Dプリンターはこちら
あとフィラメント↓も必要になります。