吹奏楽部・オーケストラ部に入部した学生やその保護者向けに、コントラバスにオススメのチューナーを紹介したいと思います。
各自一つは必要といっても過言ではないのがチューナーですが、初めて音楽をするというかたは、どれを買ったらいいか分からないと思います。
チューナーは音程をはかってくれるもの。
コントラバスの場合は、開放弦の音程が細い弦から順にソレラミの音になっているのでそのようにチューニングします。
吹奏楽の場合、合奏の最初にシ♭で音程をみんなで合わせるのですが、コントラバスは意味がないので(一発でシ♭をとる練習になるくらい)、合奏前にチューナーで合わせておきましょう。
チューナーの種類
チューナーは内蔵マイクで音をひろうのと、振動で音をひろう(ピエゾ式)のと2種類あります。
吹奏楽やオーケストラなど周りに楽器奏者がいっぱいいる場合には、内蔵マイクでは自分の音をひろってくれないのでピエゾ式のものが基本的にはオススメです。
ただ、あとで少し書きますが、練習の仕方によっては内蔵マイクもついてるものが便利なシーンもありますので、ベストはどっちも切り替えられるものが個人的にはオススメです。
SEIKO セイコー クリップチューナー STX1N
一番オススメの製品は、廃盤になっていて手に入りません。
私がメインで使用している物なんですが、KORGのクリップ式のチューナーになります↓
それと似た性能のものを見つけましたので、そちらを今回は紹介したいと思います。
それがこちら↓
おすすめポイント
コンパクト
このタイプは駒に挟んで使用しますが、見て分かるように小さいので持ち運びに便利です!
(クリップタイプのチューナーの中では大きめかも…)
練習のときなどコントラバスは両手で運ぶので、駒に挟んだまま移動できるのも◎
ボタン電池で動いているので、電池交換をすればずっと使えます!(壊れない限り。)
角度を変えれる
チューナーの本体は三角の部分なんですが、360°クルクル回すことができます。
なので駒の反対側につけたら逆さに…なんてことにはなりません。
また角度も変えられます。
文章で説明が難しいですが、上の写真だと「SEIKO」の文字側の角をおこして左にいる人にも見やすい角度にすることができます。
可動範囲は90°くらい。
回したり角度を変えれるということは、関節や接続部分がある訳ですが、その関節がゆるいと駒に挟んで弾いたときに振動で向きが変わっていったりすることがあるんですが(私のメインのがそう)、このSEIKOのは結構しっかりめの関節をしてるので、今のところその心配はなさそうです。
振動をひろうピエゾ式と内蔵マイクと切り替えられる
この切り替えができるのが個人的には一番のポイント!
基本的にはピエゾ式で使うのですが、練習の際に周りに誰もいなくて自分ひとりの場合には、譜面台に挟んで内蔵マイクで使う場合があります。
それは、譜面台に挟むことで楽譜を見る目線のまま音程の確認ができるからです。
(駒につけてるといちいち下を向かないといけません。)
このSEIKOのチューナーは、SEIKOの文字の上の「ON/OFF」ボタンを、
1度押すと電源オンでピエゾ式
もう一回押すとマイク式
もう一回押すと電源オフ
という感じで切り替えれます。
クリップ式のチューナーを検索すると、YAMAHAやKORG、D’Addarioやよくわからないメーカーのが出てくると思いますが、いくつか確認したところどれもピエゾ式で、内蔵マイクがついてないみたいなんです。
そんな中、両方の切り替えができるクリップ式で見つけたのがこのSEIKOのチューナーでした。
あの時計のSEIKOがチューナー作ってたんですね。
注意点
一番太いE線の開放弦(ミの音)を弾くと「#G」と表示されることがあります。
これはミが低すぎて、ミよりもミに含まれる倍音の#ソに反応してのことだと思います。
その場合は、弦の真ん中あたりを触って弾くとなるハーモニクスのミで合わせると良いです。
ヤマハ YAMAHA TDM-700G チューナーメトロノーム Flanger FA-01 チューナーマイク付き 2点セット
ゴールド↓
ピンク↓
このチューナーは本心ではオススメしません!w
『じゃあ、オススメの記事に書くな』と思うかもしれませんが、メトロノームが付いてるというメリットもあるので一応紹介しておきます。
実際、吹奏楽部の現場で一番よく見るチューナーです。
おすすめポイントと注意点をよく読んでご検討ください。
おすすめポイント
ピエゾ式のクリップマイク付き
このチューナーは本体についた内蔵マイクで音をひろうタイプです。
ただ、内蔵マイクだと、周りがうるさいときには自分の音をひろってくれません。
吹奏楽でのコントラバスだと絶望的です。
そこで付属しているクリップマイクが必須となります。
このクリップマイクはピエゾ式なので、振動で音程をひろってくれます。
なので周りがどんなにうるさくでも大丈夫!
メトロノーム付き
メトロノームといえば
これをイメージされるかたが多いと思いますが、このチューナーは電子音で「ピッピッピッ…」と鳴らしてくれます。
テンポも自由に変えれるし、3連符や付点のリズム(ピッッピピッッピ…)でも鳴らしてくれます。
メトロノームは各パートに1台ある学校が多いですが、個人でも持っておく方が絶対いいです!
エレキベースにも
エレキベースのヘッドにクリップマイクをつけてチューニングしてる子がいてびっくりしたんですが、クリップマイクを挿していたところにエレキベースから伸びたシールドを挿す(アンプに繋がってた方を抜いてチューナーに挿す)ことでもチューニングすることができます!
小さい音でもできるので(そもそもアンプに繋がってないので大きい音はでません)、この方法をオススメしてます。
注意点、残念ポイント
・このチューナーの場合は、本体を譜面台に置くことになるのですが、譜面台から落ちて裏蓋と電池が飛び散ったりそれで故障みたいなことがよくおこります。
ちなみにこういう譜面台に設置する小物置きもあります。
・クラブ活動は楽器を持って教室に移動するということが多いので、その度にマイクをクルクル本体に巻き付けて鞄に入れて…という一手間が増えます。
・クリップ式チューナーを使ってる私からすると荷物が一つ増えるな…というサイズ感。
・クリップマイクのコードが細いので、引っ掛けたりして断線しないように気をつけないといけない。
・チューニングのときだけつけるなら良いけど、つけて練習するにはコードが邪魔になる。
・たまに駒の上にチューナーを置いて使う人がいますが、駒がずれたり、滑って楽器を傷つけたり、落としたりするのでやめましょう。
チューナーを買ったらすること
442Hzにする
どのチューナーでも買ったら、初期設定は「440Hz」になってると思います。
画面のどこかに「440」と出てると思いますが、多くの吹奏楽やオーケストラでは「442Hz」でしているので、説明書を見て442に設定してください!
念のため先輩などに「チューニングは442ですか?」と確認してください。
442Hzの方が440Hzよりほんの少し音程が高いんです。
ストラップをつける
クラブに何十人もいると何人か同じチューナーだったりするので、名前を書いたり、シールを貼ったりして目印を付けておきましょう。
2つ目に紹介したYAMAHAにオススメなのは、ストラップをつけること。
譜面台のネジのところに引っ掛けておけるので、移動の際に落としにくくなるし目印にもなるのでオススメです!
あとがき
私の使ってるチューナーは確か大学生の頃から使ってるので、18年以上の付き合いだと思います!w
ライブ会場など仕事現場で忘れたりしそうなもんですが、気づけば長い付き合いになってました。




