私は一人旅が好きなので、旅系のブログや本を読むのも好きなのですが、今回知り合いのかたが本を出版されたということで購入させていただき読んでみました。
そしたら、知り合いという贔屓目を抜きにしてもめちゃくちゃ面白かったので、これは多くのかたに読んでいただきたいと思いブログにすることにしました。
本『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』
出会い
著者の石澤義裕さんとは、昔アルゼンチンに行った際の宿で知り合いました。
世界を旅しながらパソコンでデザインの仕事をしている(ノマドワーカー、ワーケーションの先駆け!)ということで、私もチラシのデザインをしていたので見てもらったら褒めてくださったのを覚えています。
というのもデザイナーの知り合いが今までいなかったので、それを仕事にされているかたからのお褒めの言葉だったのでめっちゃ嬉しかったんです。
おすすめポイント
なんと言っても文章が面白い!
mixiやアメブロが流行ってた頃、面白い文章を書くかたってたまにいませんでしたか?
その時の感じを真っ先に思い出しました。
ずっとおもしろいこと書いてて、どんどん読めます!
まさかこんな文才のあるかただったとは…
それを裏付けるかのように、Amazonレビューは星4.8がついてます!
旅の中で色んな事件に遭遇してるのですが、その苦労を感じさせない、それも笑い話にしてしまう文才。
うっかり『俺もどっか行きたくなってきたー!』って一瞬思うのですが、『いや、よくよく考えるとこんな苦労自分には絶対ムリ』と何度も思いとどまります。
それくらい、苦労や事件の話が中心なのに楽しそうなんです!
しかも、ちゃんと伏線を回収する話もあったり!
こんな文章かけたらな〜と思うばかりです。
分厚い
400ページ超えの辞書並みの分厚さ。
まだ半分を越したくらいなのですが、よくこんなにネタが尽きないなと思うのですが、やはり世界を股にかけるとこの量になるんでしょうね。
しかも私は南米のアルゼンチンで著者のかたと出会ってるのですが、アルゼンチンはおろかアメリカ大陸の話もでてこないんです!
つまりそんな話まで入れたらかなり膨大なネタの量になるということ(これは続編…あるな)。
昔は本をよく読んでいたのですが、Twitterやインスタ、YouTubeなどが流行りだしてから、長い文章を読むのが苦手になってきていました。
最近のSNSはパッと見て、はい次!って感じじゃないですか。
YouTubeもスピードを上げて観たりショートが流行ったり。
そのせいか本を読んだら眠くなるし、結論だけ探したり、最初と最後だけ読んだりするようになって、最近ではもうほとんど読まなくなってました。
が、久しぶりに最初からじっくり分厚さにも負けずに読めている本がこの本なんです!
文章力ってホント大事。頑張ろう。
動画付き
たまに記事にQRコードが付いていて、スマホで読み取るとその記事の現地の様子を見ることができます。
その分、動画を撮影したり編集したりといった仕事も増えるわけですが、旅の様子が実際に見れるのは、文章だけで想像していたイメージをより明確にしてくれます。
今どきの本って凄いですね!
あとがき
Amazonで最初の部分が試し読みできます。
または書店にもあると思うので、ぜひ一度立ち読みしてみてください!
そして立ち読み程度では読みきれないので、そのままカートへ入れていただいて…
この本の魅力が多くのかたに伝わって欲しいと素直に思います!