バンドネオンのレッスンについて

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タンゴには欠かせないバンドネオンという楽器のレッスンの話です。

この記事では、

  • バンドネオンの種類
  • 入手方法
  • レッスンの心得
  • おすすめの教本

などを解説しています。

※この記事を最初に書いた頃はコロナ禍ということもあり、対面レッスンせず独学でも最初はいいんじゃない?という方向の記事を書いていましたが、久々に読み直し、修正しました。

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バンドネオンの入手方法

バンドネオンの種類

バンドネオンには

  • ディアトニック(ダイアトニック)
  • クロマチック

という2種類の楽器があります。

ディアトニックは、ボタン配置が難解で、蛇腹の押し引きで同じボタンを押してても音が変わるのも特徴です。

今のタンゴ界で最も使われている楽器です。

クロマチックは、押し引きで同じ音やし、音が半音ずつ順に並んでいるので覚えやすそうですが、今のタンゴ界では主流ではありません。

半音で並んでいるとは言え、ピアノの鍵盤のような配置ではなく、下で紹介している配置図(ディアトニックの配置図です)の物はそのままで音だけ半音ずつに並べ替えただけということなので、結局手元を見て前後左右斜めの位置関係など覚える作業をしないといけないと思うんです。

なので半音ずつ並んでるから楽そうと思うけど、そんなでもないという予想。

「バンドネオン クロマチック ボタン配置」で検索してみてください。

あと、響き・音色も違うそうです。

楽器内でのリードの配置が違うことで共鳴?や倍音?の影響により?・・・そのあたりは流石に専門外なのでチャンスがあれば専門家に聞いてみてください。

なので、もしタンゴが好きでバンドネオンを始めたいなら、ディアトニックの楽器をまず手に入れましょう。

オークションサイトやフリマアプリでの楽器の入手は、プロによる状態の確認ができないのと発送時のリスクもありオススメできませんが、そういうところで検討していたり、また人から譲って貰えるかもという話があった場合は「ディアトニックですか?」と必ず確認をしましょう。

もしクロマチックを手に入れてしまったら、今度手放すときに貰い手がいなくて苦労すると思いますし、耳が肥えてくると音の違いが気になってくるかもしれません。

ただ、ボタン式のアコーディオンをしているかたで『バンドネオンもしてみたいな』という場合には、クロマティックが受け入れやすいのかもしれません。

リシャール・ガリアーノという有名なアコーディオン奏者がバンドネオンも弾くのですが、そのかたはクロマチックを使っているそうです。

入手方法

バンドネオンはプロ奏者も少なければ楽器の数も少ないです。

ふらっとでかけた楽器屋に置いてあることはまずありません。

ですが、プロの奏者に問合せたら数台保有していたり、「○○さんが売れる楽器持ってるらしい」という情報はあるので、楽器は絶対に手に入らないというわけではありません。

またご年輩の方がコレクションしている場合もあり、所有者が亡くなったあとにプロ奏者へ「引き取って欲しい」みたいな話がくることもあります。

あるところにはありますので、本気でやりたいと思っている方はアタックしてみてください!

ちなみに値段の相場は、キレイな螺鈿装飾がされてるダイアトニック式の状態のいいものでも「50万以下」だそうです。
※テレビかYouTubeかで某プロ奏者さんがおっしゃっていたそうです。

ただ状態がいいものや、手放す前にメンテナンスに出していたなどプラスで数十万かかることもあるかと思います。

新品は少しずつヨーロッパやアルゼンチンで作られていますが、数年待ちの状態らしいので基本的には中古の楽器を探すことになりますし、上の価格も中古での価格です。

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楽器を入手してから

楽器を手に入れたら次は習得に向けて練習するわけですが、まずは楽器の扱い方(手入れ・保管方法・運び方など)や構え方、弾き方など基礎中の基礎を学ぶためにレッスンを受けるのをオススメします。

音の配置を覚える難しさ

上でも説明しましたが、バンドネオンは左右にボタンがいっぱいあって、ドレミが順番に並んでおらずあちこちに散りばめられた感じになっています(ディアトニック式)。

しかも蛇腹の押し引きで音が変わるという厄介な特徴もあります。

つまり4種類の配置がバラバラなパソコンのキーボードを覚えるようなもの。

それを覚えるためにデザインした商品がこちら!

トートバッグ

Tシャツ

エコバッグ

(画像クリックで購入ページに移動します)

他にもマグカップやトレーナーなど色も各種とりそろえて…

宣伝はさておき、この音をある程度覚えて弾けないとレッスンが勿体ないんですよね。

レッスンは1時間数千円かかると思いますが、その時間内に

『えーっと、この音はどこだっけ?…(調べる)…あ、ここか。

で、次の音は…(調べる)…なるほど。』

ってな具合でレッスンが練習や調べる時間になってしまうと本当に時間とお金がもったいないです。

「この音はここ」なんてプロ奏者の先生に聞かなくても自分で調べればわかること。

怖い先生なら「出直してこい!」ってなる事案です。

練習は家でしておいて、「もうバッチリです!」という状態の練習の成果を見てもらいアドバイスをもらうのがレッスンと思ってください。

オススメの教則本

もしレッスンを受ける予定のかたは、先生がオススメする教本や教材を使ってください。

  • 近くに先生がいなくて…
  • ちょっとしばらくは独学で頑張ってみるわ

という場合は、絶対教本は使うようにしてください。

教本とは、その道のプロの指導がぎっしり詰まったものです。

また、教本を雑にやり進めるか丁寧に進めるかで価値が変わってきます。

独学はいいけど必ず教本は使いましょう。

おすすめを下に載せておきます。

MÉTODO DE TANGO / EL BANDONEON EN EL TANGO

バンドネオンの教本

(画像クリックで販売サイトに移動します)

日本で買えるのはこのラティーナオンラインくらい(?)。しかも売り切れかも。

こちらは英語とスペイン語で書かれていて日本語ではないのですが、厚さ2cmくらいある分厚い内容で、タンゴ全般学べる内容になっています。

これがオススメな理由は、YouTubeとリンクしていて、随所に参考音源や弾き方の動画のナンバーが書いていて、YouTubeで観たり聴いたりすることができるんです!

これは本当にありがたいことで、もうZOOMで個人レッスンを受けているようなもんです!

英語もスペイン語も苦手!というかたも、今どきはスマホのアプリでGoogleの「翻訳」というアプリを使えば、カメラで英文を映せば画面上で訳して表示してくれるという機能があるので、わざわざ打ち込んで翻訳してってことをしなくてもいいんです!

映像として見れるのは学ぶ上で大事なので、私はこの教則本をおすすめしています。

ちなみにバイオリン、ピアノ、コントラバス、ギター、フルートのバージョンの教則本もあります!

初心者のバンドネオン教本

それでも日本語がいいという方はこちら↓

こちらはバンドネオン奏者の門奈さんにもおすすめいただきました。

教本の写真

私は新品で買えましたが、今はもう入手困難だと思うので中古で探すしかありません。

めっちゃ高い値段がついたりしてる場合があるので注意してください。

バンドネオンメソッド

こちらはまだ新品も買えるみたいです。
私は持っていませんが。

先生はどこに

バンドネオンの先生は、近くでライブ活動している奏者を検索してアタックするしかないですが、大阪近郊、東京近郊は見つかると思います。

また仙台、広島、福岡にもいらっしゃいます。

また岩手県盛岡市にある「アンサンブル」というタンゴレストランで、ピアノやバンドネオンを勉強してるかたもいらっしゃいます。

地方だとなかなか学べる環境にないかもですが、そういう時こそ教則本や動画で学ぶ方法もあるので、あきらめないでください!

あとがき

コントラバス奏者がバンドネオンのレッスンのことを書くのも変な話ですし、その楽器にしか分からないこともあると思うのですが、あまりバンドネオンのレッスンについて情報を発信してるかたも少ないので、参考にと思い「お前が語るな」という声を押し切り書かせていただきました。

『バンドネオンに興味があるけど、楽器売ってないし先生も近くにいないし…』

で諦めてほしくないんですよね。

最初にも書いたように、楽器はあるところにはあります!

先生もいます!

遠方でも今どきオンラインでレッスンとか対応してくれると思います!

バンドネオン奏者が増えればタンゴバンドも増えてもっとタンゴが盛んになると思うんです。

で、弾く人が増えれば聴く人も増えて、仕事も増えて…みなハッピー!笑

ちなみに関西にはアマチュアのタンゴバンド KANSAI Tango Orquesta なんてのもありますよ!

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