バンドネオンの学び方

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タンゴには欠かせないバンドネオンという楽器の学び方の話です。

結論を先にいうと、最初は教則本を見ながら独学で、ある程度弾けるようになってから個人レッスンを受けるがおすすめです。

とは言いつつ、

ひろしさん
ひろしさん

月イチでもレッスン日を決めないとだらけてしまう…

というタイプの方もいると思うので、そういう方は受けたらいいと思います。
ということだけ先に補足しておきます。

昨今はZOOMを使ってのオンラインレッスンもありますし、全員に当てはまる話でもないのですが、今回はバンドネオンの学び方について語っていきたいと思います。

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バンドネオンの入手方法

まず楽器の入手の話ですが、バンドネオンはプロ奏者も少なければ楽器の数も少ないです。

ふらっとでかけた楽器屋に置いてあることはまずありません。

ですが、プロの奏者に問合せたら数台保有していたり、「○○さんが売れる楽器持ってるらしい」という情報はあるので、楽器は絶対に手に入らないというわけではありません。

あるところにはありますので、本気でやりたいと思っている方はアタックしてみてください!

ちなみに値段の相場は、キレイな螺鈿装飾がされてるダイアトニック式の状態のいいものでも「50万以下」だそうです。
※テレビかYouTubeかで某プロ奏者さんがおっしゃっていました。

新品は少しずつヨーロッパやアルゼンチンで作られていますが、数年待ちの状態らしいので基本中古の楽器を探すことになりますし、上の価格も中古での価格です。

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楽器を入手してから

独学がいい理由

楽器が無事手に入ったとしてそこからの学び方ですが、思い通りに音階や単旋律の曲が弾けるまでは、対人の個人レッスンを受けず独学でいいかなと思います。

というのも、ご存知のかたも多いと思いますが、バンドネオンは左右にボタンがいっぱいあって、ドレミが順番に並んでおらずあちこちに散りばめられた感じになっています。

しかも蛇腹の押し引きで音が変わるという厄介な特徴もあります。

つまり4種類の配置がバラバラなパソコンのキーボードを覚えるようなもの。

それを覚えるためにデザインした商品がこちら!

トートバッグ

Tシャツ

エコバッグ

(画像クリックで購入ページに移動します)

他にもマグカップやトレーナーなど色も各種とりそろえて…

宣伝はさておき、この音をある程度覚えて弾けないとレッスンが勿体ないんですよね。

レッスンは1時間数千円かかると思いますが、その時間内に

『えーっと、この音はどこだっけ?…(調べる)…あ、ここか。

で、次の音は…(調べる)…なるほど。』

ってな具合でやってると本当に時間とお金がもったいないです。

「この音はここ」なんてプロ奏者の先生に聞かなくても自分で調べればわかること。

怖い先生なら「出直してこい!」ってなる事案です。

※音を覚えるのが大変な印象をもったかと思いますが、実際は引く(広げる)方向を多く使いますし、パソコンのキーボードもいつの間にか覚えているものなので、興味深く楽しめたらあっという間です!

没頭できて、下で紹介していますが教則本と参考動画を使って研究できるタイプの人は独学が合うと思います。

レッスンを最初から受けたほうがいい人

ただ、レッスン日が決まってるから頑張って練習できるというのも分かります。

そういう方ははじめから定期的にレッスンを受けるほうがいいと思います。

また、「YouTubeってなんじゃ?」「通信料が…」という理由で動画で研究できず、変な癖がついてしまいそうな場合にも最初からレッスンを受けたほうがいいと思います。

大人になるほど癖って直しにくくなりますから。

オススメの教則本

独学のと言っても絶対教本は使ってください。

おすすめはこちら

MÉTODO DE TANGO / EL BANDONEON EN EL TANGO

バンドネオンの教本

(画像クリックで販売サイトに移動じます)

日本で買えるのはこのラティーナオンラインくらい(?)

こちらは英語とスペイン語で書かれていて日本語ではないのですが、厚さ2cmくらいある分厚い内容で、タンゴ全般学べる内容になっています。

これがオススメな理由は、YouTubeとリンクしていて、随所に参考音源や弾き方の動画のナンバーが書いていて、YouTubeで観たり聴いたりすることができるんです!

これは本当にありがたいことで、もうZOOMで個人レッスンを受けているようなもんです!

英語もスペイン語も苦手!というかたも、今どきはスマホのアプリでGoogleの「翻訳」というアプリを使えば、カメラで英文を映せば画面上では訳して表示してくれるという機能があるので、わざわざ打ち込んで翻訳してってことをしなくてもいいんです!

映像として見れるのは学ぶ上で大事なので、私はこの教則本をおすすめしています。

ちなみにバイオリン、ピアノ、コントラバス、ギター、フルートのバージョンの教則本もあります!

初心者のバンドネオン教本

それでも日本語がいいという方はこちら↓

こちらはバンドネオン奏者の門奈さんにもおすすめいただきました。

教本の写真

私は新品で買えましたが、今はもう入手困難だと思うので中古で探すしかありません。

めっちゃ高い値段がついたりしてる場合があるので注意してください。

バンドネオンメソッド

こちらはまだ新品も買えるみたいです。
私は持っていませんが。

個人レッスンを受けるとき

「これは直接聞かないと分からない」というようなことがたくさん出てきたら、レッスンを受けて解消したらいいと思います。

あと、楽器を入手したら、楽器の扱い方や注意点、構え方、持ち方など一番最初に知っておくべきことを学ぶために受けるのも大事かと思います。

ただこれは楽器を入手した際に教えてくれるかもですが。

あとがき

コントラバス奏者がバンドネオンをはじめ他の楽器のレッスンのことを書くのも変な話ですし、その楽器にしか分からないこともあると思うのですが、あまりバンドネオンのレッスンについて語る方も少ないので、参考にと思い書かせていただきました。

『バンドネオンに興味があるけど、楽器売ってないし先生も近くにいないし…』

で諦めてほしくないんですよね。

最初にも書いたように、楽器はあるところにはあります!

先生もいます!

遠方でも今どきZOOMレッスンとか対応してくれると思います!

バンドネオン奏者が増えればタンゴバンドも増えてもっとタンゴが盛んになると思うんです。

で、弾く人が増えれば聴く人も増えて、仕事も増えて…みなハッピー!笑

ちなみに関西にはアマチュアのタンゴバンド KANSAI Tango Orquesta なんてのもありますよ!

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