おすすめマンガ『チ。-地球の運動について-』について

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マンガ大賞2021第2位を受賞した『チ。』について

進撃の巨人が最終巻をむかえ

「これから何を楽しみに生きていけば…」

というのは言い過ぎですが、数ヶ月に一度の単行本の発売日をワクワクする日がもう来ないというのは寂しいものです。

余談ですが、何もワクワクする日が無いと日々はあっという間に過ぎてしまいます。

ワクワクする日があると
「あと◯日で…」
「まだ◯日もある…」

というようになかなかその日が訪れない感覚になると思うのですが、それが日々を長く感じさせることになります。

給料日でもデートでも何でもいいと思うしいっぱいあるといいと思います。

さて、そんな訳でワクワクの為にも何かまた買い集めようと思い何にしようか悩んだ結果『チ。』にしました!

『チ。-地球の運動について-』とは

まずタイトルからしてインパクトありますよね。

チの一言。

副題?にもあるように、地球の運動の話です。

もう少し説明すると、地球を中心に宇宙が回ってる(=天動説→神の教え)と信じられてた時代に「いや、地球も動いてるんじゃね?」ってことを詳明しようと(神の教えを疑う→異端者→死刑)命がけで行動する人達の話です。

「歴史系はちょっと…」って思うかもしれませんが(←私がそう)、読んでみると全然いけます。

『ビッグコミックスピリッツ』で連載中で、単行本は2021年8月現在で4巻まで出ています。
全然追いつけますよ!

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オススメポイント

※ここから先はちょっと中身に触れます。

言葉のセンスがいい

この作品がというより作者の魚豊さんの言葉のセンスがとても素晴らしいです。

無駄がなく端的にスッと入る名言が多々出てきます。

紹介したいところですが、これは楽しんでいただきたいのでやめておきます。

1巻からグサグサきます。
(ちなみに1巻ではなく第1集と表紙には書かれています)

言葉に関してもうひとつ、口調が最近の人の感じなんです。

めっちゃ砕けてるわけでも無いんですが、「精神力強い系ですか?」とか「世界、チョレ〜」とか。

ちょいちょい言葉で笑かせようとしてくるのですが、それが歴史系に苦手意識があっても読める秘訣の一つだと思います。

あと専門用語とか難しい人名とかもそんなに出てこないので、「世界史ちゃんと勉強しとけばよかった…」というふうにもなりません。

表紙のデザインがいい

これを買うことに決めた理由のひとつでもあるのですが、表紙のデザインがいいです。

白い背景に人物と文字ドーンといういたってシンプルなんですが、「第1集」の文字が右端ギリギリに置かれてたり、なんか好きなんですよね。

ちなみに『チェンソーマン』と悩んでたんですが、『チェンソーマン』の表紙のデザインも好きです。

特色の蛍光色を結構使ってて他とは違う色合いで、遠目に見ても「あれ!」って分かる感じ。
(ちょっとお金かかってそうやけど…)

ま、多分買うことになると思います。笑

タイトルロゴが好き

この表紙にある「チ。」

まずフォントのA1明朝みたいに墨溜りがあるのが好き。

墨溜りとは線が交差してるところが滲んで角が丸くなっちゃった感じ。

墨溜り大好物なんです。笑

それに『チ。』のマルに軌道を描いて公転してるようになってるのが、話の内容とあってていいロゴになってるんですよね。

見せ方がいい

コマ割りといいますか、それがいいんですよ(語彙力、笑)

例えば、映画とかみててしばらく経ってから余白にタイトルが出てきたり暗転してタイトル出したりするの見たことありませんか?

そんな感じでページめくったら見開きでセリフと共にタイトルロゴドーン!みたいなのがたまに出てきます。

これめっちゃ好き。

額に入れて飾りたいくらい。笑

アニメになったらここで絶対CM行くやろな〜みたいな。

漫画のはずなのに映画やアニメのような動的な表現を感じるというか。

そういう見せ方まで計算して描いてるんやから凄いですよね。

もうただストーリーや絵が上手いっていうだけじゃダメな時代なのかもしれませんね。

ジョジョ的な…

どこが?って思うかもしれませんが、主人公が変わるんです。

研究が受け継がれるというか、意志が受け継がれるというか。

毎回出てくる登場人物もいるんですけど。

これから先もまた変わっていくのか、たまたま最初の方だけだったのかは分かりませんが、どんどん受け継がれるとしたら壮大な話になりそうです。

ジョジョは、ジョースター家の血筋の物語で第二部では孫が主人公になったり…って部ごとに主人公が変わるんです。

ジョジョはアニメがオススメですよ!

速報:9月からAmazonプライム・ビデオで観れるようになります!

『チ。』が伝えたいこと

この話は地動説の…と最初に書きましたが、どこまで史実?これはフィクション?と最初はなると思います。

が、このマンガは地動説を証明した話を描きたいのではなく、それを軸に登場人物たちが命がけでどう行動していったかという熱い話がメインだと思います。

そう考えると史実とか作り話とかどうでもいいように思えてきます。

でも、これをきっかけに歴史を調べてみるという好奇心も湧くので、子供が読むのにもいいかもしれません。
拷問や火刑の描写がありますが…進撃よりはましかな?

あとがき

今は4巻(第4集)まで出ていて、5巻(第5集)は9月30日頃発売となっています。

何巻までになるのか分からないですが、ぜひ読んでみてください!

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