コロナ禍後初となる海外旅行は、ベトナムのホーチミンに行くことにしました。
円安の今、心置きなく楽しむにはやはり東南アジアあたり。
そしてあまり小麦を食べれない民にとって、米粉麺のフォーが有名なベトナムがちょっと気になってたんです。
久々の旅ブログになりますが、これからベトナムに行こうという方や何も知らんけどどういうとこ?という方にもちょっと興味を持っていただければ幸いです。
結論、私はめっちゃ気に入りましたし、また行くと思います!
ちなみに海外は11カ国目でした。
準備
Grabのアプリ
まず出発する前にGrab(グラブ)のアプリをダウンロードし、登録を済ませておきましょう。
Grabはタクシー配車のアプリです。
登録の際、ショートメッセージで認証しないといけないのですが、日本にいないとショートメッセージが受け取れないです。
海外あるあるですが、流しのタクシー(白タク)は十中八九ぼったくりなので使わないように。
ベトナムもそうで、安い言い値で乗せておいて到着時に高いチップを要求したりします。
Grabだと乗る時点で金額が決まっていて、クレジットで最初に決済してるので安心です。
詳しくは色んなかたが登録のしかたをYouTubeにあげているので、そちらを参考にしてください。
私はバスを中心に使っていたのでGrabは3回くらいしか使いませんでしたが、バスがない21時以降などの移動には必須になってきます。
Google マップ
Googleマップは日本で使ってる人も多いと思いますが、ホーチミンでも使えます!
後ほど紹介しますが、現在地から目的地までバスで移動しようとした時には、最寄りのバス停も乗るバスの番号も料金も表示してくれます。
また、自分の位置はGPSを使って表示してくれるので、電波がなくなっても自分の位置をちゃんと追ってくれます。
それに指定のエリアをダウンロードしておく「オフラインマップ」という機能があるので、Wi-Fiのあるところでダウンロードしておけば電波がなくて読み込んでくれない!ということも防げます。
Klookのアプリ
あまり馴染みがないかもしれませんが、クルックという、最近旅系のYouTuberがよく利用しているアプリで、eSimの契約やツアー、アクティビティ、高速バスのチケット、ホテルなど予約して決済までできるアプリです。
しかも、どれも安くて、公式で予約するのとほぼ同じ料金で、クーポンなど使えたらklookの方が安くなったりします。
私は後々記事で紹介すると思いますが、ベトナム料理教室やベトナムコーヒー教室、Chao ショーなどのアクティビティはすべてklookから予約しました。
アプリ内はAIで日本語翻訳されて表示されてるのですが、分かりやすくて問題なく使うことができます。
旅行前にどんなツアーがあるのかチェックしておくと、楽しみが増していいですよ!
ベトナムに限らず海外旅行におすすめのアプリです。
私の紹介コード【WFCHKG】を入力すると、お互い500円プレゼントされるのでぜひご利用ください!
スマホについて
私は楽天モバイルなので、海外でもそのまま2GBまで使えます。
それ以降は制限がかかりますが使えるようです。
※使った2GBは国内での利用量に加算されます。
今回の旅行では、最終日直前に2GBを使い切ってしまったので、上で紹介したklookに無料で 500MB/1日 というクーポンがあったので、それで出国まで乗り切ることができました。
昔はSimといえばスマホの横をピンで刺してSimを入れ替えて…というのがお決まりの行事でしたが、eSimの登場でその手間がなくなり、klookで完結できます。
klookで購入する過程で、「お使いのスマホはeSIMに対応していません」と表示されましたが、iPhone14は対応してるはずなのでそのまま進めると問題なく使えました。
klookの説明に沿って設定をすれば大丈夫かと思います!
お金の計算
ベトナムの通貨はドン。
両替は現地に到着後で大丈夫です。
めっちゃ桁が多いのでちょっと慣れが必要ですが、「ゼロ3つとって6かける」と日本円にすることができます。
50,000ドン=50×6=約300円
たまに「50K」と表示されてることもありますが、Kはゼロ3つ分なので「Kとって6かける」でok。
2025年10月現在だとこの計算でちょっとお釣りくるかなくらいです。
パッと計算苦手というかたは、iPhoneのアプリだと標準で入ってる「計算機」が便利です。
左下の計算機のマークをタップ
換算をon
すると打ち込んだらすぐに円で表示してくれるようになります。
通貨の変更は、数字の右のVNDとJPYの部分をタップで変更できます。
これはベトナムに限らず便利です!
飛行機はベトジェット
ベトジェットはベトナムのLCC(格安航空会社)。
今回、行きは預け荷物なしの機内持ち込み7kgまで1つ、帰りはお土産のことを考えて預け荷物1つを予め予約しておきました。
それで往復4万円しないくらい!
めっちゃ安いですよね!
ただ、行きの7kgというのが、スーツケース(3kg)にMacBook Air(1.5kg)ですでに4.5kg。
それに服など入れると余裕で超えてしまったので、ボストンバッグで行くことにしました。
これでトータル6kgで収まりました。
ホーチミンの歩道は整備されてない部分があったり、車道との段差があったりで、あまりスーツケースで歩き回るのは向いてないので、結果的に良かったと思っています(タクシー多用してドア to ドアならスーツケースもあり)。
空港で重量は私は往復とも量られませんでしたが、チェックインカウンターで量られてる人もいたので、重そうだとチェックされるのかも。
ベトジェットはLCCなので座席は狭め。
モニターも無いし機内食も有料です。
ちなみに機内食のメニューを見てると「グルテンフリー」と記載されてるメニューが結構ありました。
ベトナム料理がそもそも小麦粉使わないからだと思いますが、そこもっとアピールしたらいいのになと思いました。
ホテル予約
ホテルはすべてagodaで予約しました。
agodaのアプリからではなく、Googleマップでホテルを検索すると色んな予約サイトと金額が表示されるので、そこから予約していました。
その方が、アプリからより若干安いらしいです。
あと、予約したのに行ってみたら予約できてない、高額、ホテルがない、というトラブルがたまにあるそうです。
これは転売ヤーや代理店が間にしれっと入っているとたまに起こるそうで、対策として予約IDが1から始まる数字だとホテル直販で安心。
それ以外だと要注意だそうです。
一つの目安として覚えておいてください。
関西国際空港から出発
遅延で有名なベトジェットで朝9:30発の関空→ホーチミン
7時ごろに空港に着いて軽くご飯を食べ半くらいにチェックインカウンターに向かったら長蛇の列…
そういうこともあろうかと前日にオンラインチェックインして印刷もしておいた!にもかかわらず聞いたらチケット発券のために並ぶ必要があるんだと。預ける荷物がなくても!
セルフチェックインの端末は並んでるのにベトジェットは未対応。
オンラインチェックインして並ばなくてもいいのはホーチミンの空港だけという記事を並びながら見つけました。
結局1時間20分くらい並んでチェックイン。
2時間前に着いててもヒヤヒヤするので、もう少し早めに来ることをお勧めします。
早く出国ゲートくぐってカフェかラウンジでもいってる方が立ちっぱよりはいいですよね。
チェックイン後は荷物検査ですが、ここでもしペットボトルを持っていたらその先に持ち込めません。
でも、ボトルごと捨てるのではなく、中身だけ捨てておきましょう。
入った後は給水ポイントがあるのでまた水を入れることができます。
で、第1ターミナル1番奥のゲート7までたどりついたのが9:20。
そしたら搭乗口の向こうを「今到着しました〜」って人がぞろぞろ歩いてる。
そう、そもそも乗る飛行機が遅延してきてる!
なのでチェックインにどんなけ時間を取られても、スタッフに文句を言っても意味ないんです。
すべてはホーチミンからの飛行機次第。
その後は疲れて時間を見ていませんでしたが、結局1時間半遅れぐらいで出発となりました。
到着後
到着後の入国審査も長蛇の列。
45分くらいかかって出てこれました。
チェックインカウンターで1時間20分並んだので早く感じましたが笑
Sim契約が必要な場合は、並んでる間にフリーのWi-Fiを使ってeSimの契約をしておきましょう。
ただあまりWi-Fiは使い物になりませんが。
両替について
出るとすぐに両替所が4つほどあります。
中心地だとベンタイン市場の正面にある両替所が有名で、基本そこでしたらok。
なのでもしGrabで中心地まで行くならクレジット決済なので空港で両替する必要はありません。
バスで行く場合と、中心地について両替より先にご飯食べたいという場合には、2〜3千円だけ両替しておくといいです。
街中ではクレジットカードは基本使えないと思っていた方がいいです。
私もお土産を買った大きめのスーパーくらいでしかカードは使えませんでした。
ちなみにベトナムには硬貨はなく全て紙幣です。
バスで中心地への行き方
よくGrabでの移動をお勧めされますが、もし一人ならバスが断然おすすめです!
なんせ安い。
基本5,000〜7,000ドンなので、約30〜42円です!(空港〜中心地のGrabは1,000円前後)
バス停は国際線のターミナルを出たら正面、一つ横断歩道を渡ったところにバスが並んでるのが見えると思います。
乗るのは152番か109番。
私は152番でした。
このふたつは中心地を通過していくので、降りたいところで降りればokです。
タンソンニャット国際空港から中心地のベンタイン市場まで行こうとすると、Googleマップでこのように表示してくれます。
ちゃんと5,000ドンと金額も表示してくれてて親切!
実際は40分くらいかかったかな。
バスに乗ったら、運転手とは別に集金係の人がいるのでその人が来たら5,000ドン渡します。
金額がわからない場合は英語で聞くか、先にレシートを渡して金額を見せてくれることもあります。
降りる時は、降り口付近に降りますボタンがあるので、日本と同じ感じで押して降りたらok。
ちなみに街中で乗る時は、バスが来た時に手をあげて乗る意思を示さないと止まってくれないので要注意。
あるといい物
携帯用ウェットティッシュ(アルコール)
フォーを食べる時など香草を手でちぎって麺に乗せることになるので、清潔にしておかないといけません。
一応お店でも一枚入りのウェットティッシュを配られますが、それは使うと有料で数円取られます。
しかも多分アルコールではないやつ。
折りたたみリュック
私は行きの飛行機は機内持ち込みだったので荷物は一つにしないといけない都合上、折りたたみリュックを今回準備していきました。
これがとても便利だったので紹介しておきます。
シンプルな黒いリュックで、エコバッグの生地でリュックを作った感じ。
なのでめっちゃ軽いです。
背負う紐部分はうっすらクッションが入っています。
PCをよく入れてたので、1.5kgは余裕で大丈夫です。
帰りはこれにお土産を詰めて機内荷物にし、メインのボストンバッグは預け荷物にして帰りました。
両サイドにペットボトルを入れるポケットが付いてるのが便利。
サンダル
ホテルにもよりますが、部屋のスリッパが使い捨てのではなく普通のサンダルが置いてあることがあります。
3ホテル中2ホテルがサンダルでした。
私はちょっと抵抗があるので、持参した使い捨てスリッパを使っていました。
ただ洗面所やシャワーなど濡れたところもそのまま歩けるので、サンダルを持っていくといいです。
街中もサンダルの人結構いるし、飛行機内もサンダルの方がリラックスできていいと思います。
マスク
バイクの排気ガスが凄いので、喉が弱いひと、自信がないひとは持っていきましょう。
バイクに乗ってる人もマスクをしてる人多いです。
私はマスクをせずに日中結構歩き回ったところ4日目で喉がイガイガしてきました。
のど飴
一応あると安心ですがベトナムでも買えます。
私は下記のを現地で買いました。
特に写真下のは薬局で店員さんお薦めのもので、Strepsilsというのど飴が有名でその強い版になり、炎症を抑える作用があるとか。
値段も250円くらいなので現地で手に入れるのもありです。
上2つはコンビニで買いましたが、どっちも美味しくてちゃんとスースーするのど飴でした。
ビオフェルミン等の整腸剤
ちょっと中心地から外れたところや市場の中、屋台などちょっと衛生面が不安になることがあります。
自分にとって有効な整腸剤を持っておきましょう。
私はビオフェルミンで99%整います。
滞在中は予防的に早めの段階で飲んでたので大丈夫でした。
携帯用ウォシュレット
私は持っていかず、備え付けのホースみたいなやつで乗り切りましたが、
ちょっとそれは…というかたはこんなやつを買っておきましょう。
色んなタイプがありますが、電池を使わないのがどこでも使えていいように思います。キャンプとか、災害時用にも。
それにしてもこのホースタイプの手動ウォシュレット?は、正しい使い方がわからんね笑
私の研究では、座ったまま前から狙うのがベストかなという結論に至りました。
まとめ
出発編ということで準備を中心に書いておきました。
ちなみにこれまで行った10カ国は、台湾、香港、韓国、タイ、シンガポール、フィリピン、カタール、ドイツ、アメリカ、アルゼンチンです。
若いうちは体力のいる国から行くのがいいと聞いたので、今のところアジアが多めとなっています。
今回はベトナムかスペインかで悩んだんですが、サグラダファミリアが来年完成予定と聞いたので、それならスペインはとっておこうということでベトナムにしました。
ベトナムの首都は北部にあるハノイですが、経済の中心となっているベトナム最大の都市は南部のホーチミンとのことです。









